無資格の介護スタッフが知っておくべきことや行えないこととは?

無資格から有資格へステップアップ!

目指せ!脱無資格

目指せ!脱無資格HN:☆りんこ☆
職業:介護士

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無資格で働く際の注意点

無資格では行えない仕事

無資格でも介護の現場で働くことは確かに可能です。ただし、無資格だと行えない仕事も多数存在しています。出来ない仕事が何なのかわかっていないと、知らず知らずのうちに業務範囲を逸脱し、トラブルになってしまう可能性があります。そのため無資格で介護の仕事を始めたい人は、無資格では行えない仕事を把握しておきましょう。
無資格の介護スタッフに出来ない仕事は、訪問介護における身体介護です。デイサービスや入居施設などでは、有資格者の指導があれば無資格でも身体介護を行うことが出来ます。しかし訪問介護は一人で訪問するケースも多く、有資格者の指示のもとで身体介護を行える保証がありません。そのため訪問介護では、身体介護を行えるのは有資格者に限られています。コロナ禍における特例として、条件を満たせば無資格の場合でも身体介護を行えるケースもありますが、あくまで特例ですので、訪問介護の仕事がしたい場合は資格の取得を目指しましょう。

無資格の場合の給与事情

無資格者が注意するべきことに、給与も挙げられます。介護施設の中には資格の取得を促すため、資格の有無で給与の金額に差をつけたり、有資格者に資格手当を支給したりしているところが多々あります。そのためこなしている仕事が同じでも、無資格者の給与が有資格者より少なくなることは珍しくありません。厚生労働省が発表した「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、有資格者の平均月収が318,150円であるのに対し、無資格者の場合は275,920円であることがわかりました。正社員だけでなく、パートやアルバイトの場合も、やはり無資格者の方が時給が低い傾向にあるようです。そのため収入アップを目指したいのなら、資格を取得しましょう。上位資格になるほど給与水準も高い傾向にあるため、早めの取得をおすすめします。

2024年4月から「認知症介護基礎研修」の受講が完全義務化

介護業界では介護人材の不足を背景に、無資格者の受け入れを積極的に行っています。しかしその一方で、介護スタッフの知識・スキル不足も問題視されています。そのため2021年の介護報酬改定に伴い、無資格で働く介護スタッフを対象に、「認知症介護基礎研修」の受講が義務付けられられることが決定しました。2024年4月以降は無資格の場合、認知症介護基礎研修を受講していなければ介護業務を行うことは出来ません。研修は1日程度で修了できるため、無資格で介護の仕事を始めたい人は早めに受講しておきましょう。

資格取得を目指す人は要チェック

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