実務経験で介護の資格を取得

介護職員初任者研修とは、介護職として働く際に必要最低限の知識や技術を身につけるための研修です。介護業務とは基本的には自分で日常背活を送ることが困難な高齢者、障害者を支援することです。入浴の介助、食事のお手伝い、排泄などの身体的介助、掃除、洗濯、買い物、調理などの業務なります。介護職員初任者研修を終了すると実務経験を積み、キャリアアップすることも可能です。給料面でのメリットもありますので、まずはこの資格取得を目指しましょう。

福祉の国家資格は3つあり、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士があります。介護福祉士は介護職唯一の国家資格です。主な仕事は通常の介護と同じで、高齢者や障害者の生活のお手伝いをすることです。介護福祉士の資格を取得するには、3年以上の実務経験や実務者研修を修了して試験に挑戦する方法や、福祉系の高校で必要な科目と単位を取得し、卒業して試験に挑戦する方法などがあります。現場のリーダーとして活躍することが出来、給料の面でもメリットが大きいです。

介護職の中で、専門的な知識や技術を要するエキスパートであるのが介護福祉士です。この資格取得に必要な介護職員初任者研修には最低で90時間の通学が必要となります。平日の朝から夜まで会社に出勤されている方は、会社側が融通をきいてくれなければ通学は難しいですよね。介護職員初任者研修は合計で130時間の講義を受けることが義務付けられています。しかし最近は多くのスクールがあるので、働きながら通学する人のための夜間コースや土日、祝日のみの休日コースもあり、仕事が忙しい方にも無理なく通うことが出来ます。